[VM]: Fedora Core 2

<Home> → <Development Room> → <[VM]: Virtual Machine 総合窓口> → <[VM]: Fedora Core 2>

Fedora Core 2

Fedora Core 2 の詳細については <[M.D.L] Fedora Core 2 My First Impression> に纏めています。
Fedora Core 関連のニュースについては <[news] Fedora Core 関連> に纏めています。
この page は <[VM]: Virtual Machine 総合窓口> の特設 page です。

Fedora Core 2 の起動直後の画面 (Large Image 1024x768)

VMware の対応状況

残念ながら Fedora Core シリーズは Guest OS, Host OS 共にサポートはしない、と VMware から表明がありました。今の所、Fedora Core 1/2 共にサポート情報は公開されていません。Fedora Core で VMware を使用するには、より多くの情報収集が必要になるでしょう。


Virtual Machine List


Virtual PC 2004 (★☆☆)

取り敢えず起動は確認出来ました。

Virtual PC 2004 上で動作させた Fedora Core 2 (Large Image)

普通に Install を行うと、再起動後、以下の表示が永遠と続き、起動出来ませんでした。

Virtual PC 2004 上で動作させようとして失敗した Fedora Core 2 (Large Image)

[742(Microsoft Virtual PC 2004)] の情報を頼りに再度確認してみた所、問題無く起動までこぎ着けることが出来ました。[776(Microsoft Virtual PC 2004)] の感じだと Kernel 設定の High memory support (?) が関係していそう。

どの道、Fedora Core 2 は正式リリースであっても茨の道はまだまだ続きそう。

以下の手順で動作確認を行いました。

  1. TEXT MODE にて Install
    CD Boot(正確には DVD) で起動前に「linux text」と指定し、TEXT MODE で Install を行いました。
  2. Rescue MODE にて起動
    Install 終了後、reboot します。その後、再度 CD Boot します。「linux rescue」と指定し、Rescue MODE にて起動します。
  3. chroot /mnt/sysimage
    root を変更します。詳細については以下の page が参考になると思います。
    [レスキューモードで起動(Red Hat Linux 9 カスタマイズガイド)]
  4. kernel-2.6.5-1.358.i586.rpm の強制 Install
    CD をマウントし、kernel-2.6.5-1.358.i586.rpm を /tmp に copy 後、「rpm ivh --force kernel-2.6.5-1.358.i586.rpm」を実行し、強制 Install を行いました。

この状態で reboot を行った所、問題無く Fedora Core 2 が起動出来ました。

(04.06.29 : 記載)


VMware 4.5.1 (★☆☆)

Fedora Core 2 (ISO Image) を Install しました。

VMware 4.5.1 上で動作させた Fedora Core 2 (Large Image)

1. Guest OS の準備

『ファイル(F)』→『新しい仮想マシン(N)...』にて『新規仮想マシンウィザード』を使用します。

『ゲストオペレーティングシステムの選択』では『Linux』→『Other Linux 2.6.x Kernel』を選択します。ネットワークは NAT にしました。一応、HDD は 4→8GB に増設しています。

2. ISO Image の入手

通常、boot.iso を CD-R に焼いて Install を開始するのですが、VMware では ISO ファイルより boot することが可能ですのでこの機能を使用することにします。

[Mirror Access(Fedora Project)] より近場の mirror から ISO Image を入手します。今回は [http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/2/i386/iso/] にある FC2-i386-disc[1|2|3|4].iso を取得しています。

3. ISO Image の起動設定

2. で download した ISO Image をファイルで起動するよう指定します。

ISO Image ファイルを全て hdd image のあるディレクトリ下に置き、『VM(M)』→『設定(S)...』を選択します。『CD-ROM1 (IDE 1:0)』の『接続』の設定を『ISOイメージを使用(I):』に変更し、イメージファイルを FC2-i386-disc1.iso と設定します。

4. FC2-i386-disc1.iso の起動

多分、Graphic mode でも大丈夫だとは思うのですが念のため、TEXT mode にて Installer を起動します。

その後は指示に従って Install すれば、苦労なく起動までこぎ着けられると思います。

5. Install 直後の最初の起動画面

化けまくっています。対処策を検討中です。取り敢えずそのまま [NO] を選択して CUI で login しています。

Install 直後に文字化けした Fedora Core 2 (Large Image)

X Window も起動出来ないようです。7. の修正が必要になります。

6. VMware Tools の Install

Fedora Core 2 より XFree86 から x.org ベースの X Window に変更になりました。変更の原因については <X Window System 関連> で纏めていますので参考にしてください。

x.org への変更に伴い、VMware Tools がそのまま使用出来ない状況にあります。そこで方針としては VMware Tools の vmware-toolbox のみを利用することにして、共有フォルダ(hgfs) と VMware Tools 製 Driver の使用は諦めることにします。安定面からしてどうしても必要というわけでもありませんし。

VMware Tools の Install 中に /usr/bin/vmware-config-tools.pl を実行するか?についての問い合わせに対して [no] と入力します。

vmware-toolbox のみの Install

7. X Window の設定

x.org への変更に伴い、X Window の設定ファイルが /etc/X11/XF86Config(or XF86Config-4) から /etc/X11/xorg.conf に変更になっています。

Install 直後の xorg.conf は 16bit に設定されています。Host OS 側の設定によりけりですが、X Window が起動出来なかった場合、24 bit に変更しておくことで起動出来るようになります。

Section "Screen"
    Identifier "Screen0"
    Device "Videocard0"
    Monitor "Monitor0"
    DefaultDepth 24 ← (16から24に変更)
    SubSection "Display"
        Viewport 0 0
        Depth 24 ← (16から24に変更)
        Modes "1024x768" "800x600" "640x480"
    EndSubSection
EndSection

念のため私が作成した設定ファイル <xorg.conf> を置いておきます。置き換えることで旨く動作するかもしれません。

0. Appendix


<Home> → <Development Room> → <[VM]: Virtual Machine 総合窓口> → <[VM]: Fedora Core 2>
Copyright (c) 2004 Makoto NARA (Mc.N), All rights reserved.
<Terms of Use>

Valid CSS! Valid HTML 4.01!