[M.D.L] SEO 研究

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SEO (Search Engine Optimization、検索エンジン最適化) は、ロボット型の Search Engine の上位に登録されるためのテクニックのことです。

SEO の特徴としては以下の通り。

Google に関しては <Google 関連> をどうぞ。
他の Search Engine に関しては <Search Engine 技術関連> をどうぞ。


SEO の実践

SEO の技術とは一体何か、PageRank を上げるにはどのような方法があるのか、この site を例に私が行っている SEO について説明します。

王道編

  1. ロボット型検索サイトへの登録 (◎)
    検索サイトへ予め登録しておくことで、ロボットが巡回してもらえるかもしれません。Directory 型と異なり変な審査もありませんので気軽です。Google では以下の page から登録できます。
    [サイトの登録 / 削除(Google)]
  2. <title>、<H1> タグは分かり易く、特長あるネーミングを (◎)
    検索結果の一文になるだけに慎重に言葉を選んだ方が良いでしょう。一文を読んだだけで内容の半分は分かる、若しくは、読者の目を引くようなタイトルを付ける様心掛けましょう。また、自サイトの特長ある単語を散りばめて置くと、複数単語検索の時、効力を発揮します。[ZDNet JAPAN] や [@IT] 等のタイトルがこれに当たります。
    私のサイトでも実践しているつもりですが、どうなんでしょうかね。
    参考:[「無題ドキュメント」って何?(Japan.internet.com)]
  3. 正しい HTML で記述しよう (◎)
    正しくない HTML ではまともに検索されないケースが多いです。特に日本語サイトでは文字化けが行ってしまい、単語抽出が出来ていない page が良く見掛けます。非常に勿体無いことです。Browser による目視の他に文法として正しいかどうか確認したほうが良いです。IE で見れている page が Google で正しく見られている保証は何処にもありません。確認するためのサイトを紹介しておきます。
    私のサイトでは積極的に実践しています。と言うか Homepage Builder が優秀なんで大した手間は掛かっていません。
  4. ロボット君にも分かりやすい page を心掛けよう (◎)
    検索エンジンはグラフィックスや Flash を判断することが出来ません。IE で見た目に問題が無いように見える page でも検索エンジンが見た場合、単なる単語の切れ端のような扱いを受けているかもしれません。そこで私が提案したいのは、是非、一度でよいのでテキストブラウザ (Text Browser) で自分の page を確認してみては如何でしょうか。ロボット君とほぼ同じ目線で page を閲覧することが出来ます。
    テキストブラウザで有名なのは [Lynx]、[W3M] 辺りですが Windows では簡単にインストールは出来ないかもしれません。そこで [簡易ゲートウェイ(Another HTML-lint)] の Lynx/W3M 表示機能を使用することをお勧めします。自分のサイトの膿を出すようでアレですが、是非お試しあれ。
  5. 頭の出だし肝心 (○)
    検索エンジンは page の頭の単語を重要視します。最初の1文は特に気を配る必要があるかもしれませんね。
    私のサイトでも実践しているつもりですが、どうなんでしょうかね。
  6. site page の用意 (○)
    site page とは site 全体のリンク集を指します。特に frame を多用する page では site page は重要です。クロールさせるための page を検索エンジンにいちいち教える必要があるからです。<nonframe> に設定する方法もあるようですが、更新したら忘れます。そんなもんです人間って。
    私のサイトでは一時期 site page を用意していましたが、疲れたので止めました。
  7. Directory 型検索サイトからリンクをしてもらう (?)
    特に [Yahoo! JAPAN] や [dmoz.org] からのリンクはランクが高く設定されているようです。SEO 業者もまずここへのリンクを依頼するようです。
    私のサイトでは実践していません。コンテンツが無いんですよ ;-(。
  8. meta description タグの活用 (?)
    title タグの下に説明として出力されると聞いたことがあるのですが、、、
    私のサイトでは実践していませんが、この page で実験中でございます :-)。
  9. 独自 domain name の採用 (?)
    独自 domain name はかなり有利です。この site は現在('03/06)、[http://homepage1.nifty.com/mcn/] にありますが、例えば Google で slashdot で検索した場合、検索結果は [http://homepage1.nifty.com/] 全員と戦わなければなりません。私より PageRank が高ければ表に出てくることも無いでしょう。
    今の所、私のサイトでは実践していません。お金無いですぅ。
  10. 有効なキーワードを選別する (?)
    ポピュラーなキーワードの場合、1語だけで検索することは少ないと思われます(例:カレー)。そこで2語目、3語目でどう差を付けるかが勝負の分かれ目になります(例:カレー 横浜)。これらは Google や Overture でどのようなフレーズが検索されているか確認できる page があるので試してみてください。
    私のサイトでは一切気にしていません。自由気ままに更新しているからです :-)。
    [Google Adwords:キーワードアドバイス(Google AdWords)]
    [キーワードアドバイスツール(Overture)]

邪道編

  1. meta keyword タグでは頑張らない
    SEO による不正行為として扱われる可能性があります。頑張っても無駄です。Google の流行る少し前、meta タグによるスパムテクニックが横行していた時がありました。その時以来、どの検索エンジンも meta タグを重要視しなくなっています。当然、Google もです。
    私のサイトでも一時期頑張っていたんですが、効果が薄いのと手間が掛かることより頑張らなくなりました。
    [HTML Tips - ロボット型検索エンジンにヒットしやすいコツ(ZDNet JAPAN)]
  2. meta refresh タグは気を付けよう
    SEO による不正行為として扱われる可能性があります。特に短い時間(0 秒)に指定すると不正行為として減点対象に為りかねません。また、ユーザビリティ面から見ても良くない行為でしょう。長めに時間設定をしておくと減点対象にならないそうです。
    私のサイトでは実践していません。意味がありませんから。
  3. 隠しテキストは止めましょうよ
    SEO による不正行為として扱われる可能性があります。白地に白のテキストの単語を埋め込んだり、font サイズを小さくしてユーザーの目には見えないように検索されそうなキーワードを組み込んでランクを上げるテクニックです。結構、真っ当な会社でも未だにこのテクニックを使っている所があります。正直、こんなのを見つけると「この会社は信用していいものか?」と考えてしまいます。
    私のサイトでは実践していません。

SEO の資料

フレッシュクロール (Fresh crawl)

フレッシュクロールは、Google が行っているデータ更新方式の一つです。

Google 等のロボット型検索エンジンの場合、常に一定期間内に巡回し、回収した web page を解析を行っています。大体この解析する周期は1ヶ月に1回程度と言われています。このような手法の場合、最悪1ヵ月経たないと検索に反映されず、ニュース等の常に最新情報が求められる検索に弱いという欠点があります。

この欠点を補うため Google では通常の巡回の他にフレッシュクロールと言う手法を併用しています。

フレッシュクロールは通常の巡回とは異なり、48時間以内に巡回が行われ更新されていればその都度、cache を更新し検索結果へ反映させます。この仕組みより、即時性の必要なニュース系サイトの情報を検索結果へ即時に反映することが可能になっています。ただし、このフレッシュクロールは全てのサイトに行われているわけではなく、ある一定基準を満たしている特定のサイトのみしか対応していないようです。

フレッシュクロールが行われているかどうかについては検索結果に日付があるかどうかで判断します。 フレッシュクロールが行われていたとしても Google には多くの cache サーバーがあるようで、何時も検索結果に日付がついているわけではないようです。しばらく時間を空けて再度検索してみることをお勧めします。

03.07.15 現在の日付付き検索結果
図:日付つきの検索結果

以上の情報は「検索にガンガンヒットするホームページの作り方(ISDN4-7981-0346-2)」の「column フレッシュクロールについて(p155-p157)」を参考にしました。


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